歯や口腔内の健康について考えたことがありますか

口の中は血管で体中とつながっている

歯も、歯茎も、その下の歯槽骨にも、毛細血管や神経が張り巡らされています。
虫歯が悪化すると傷むのは、原因菌が神経にまで達し、炎症を起こしてしまうからです。
歯周病が悪化し、腫れた歯肉から、原因菌が血管内に侵入してしまうこともあります。
口の中の血管や神経は身体中のあらゆる機関につながっていますから、血管や神経に載って、原因菌が体中を駆け巡ることになります。
心臓や肺、子宮や脳にまでたどり着き、様々な疾患を引き起こすことがあります。
原因菌は、血管内で延焼を起こしたり、血栓をつくったりします。
心臓の血管内で炎症を起こせば、細菌性心内膜炎を引き起こしたり、血栓ができてしまうと、動脈硬化や心筋梗塞を引き起こすこともあります。
脳の血管内に血栓を作ってしまうと、脳梗塞や脳卒中を引き起こしてしまう可能性もあるんです。

糖尿病と歯周病の関係

最近の研究で、糖尿病と歯周病には互いに影響しあうことが分かっています。
糖尿病にかかると、侵入してきた細菌に対する抵抗力が低下したり、体の組織を修復させる力が弱くなってしまいます。
また、口の中が乾燥しやすくなるので、歯周病が悪化しやすい環境を作り出してしまうのです。
反対に、歯周病が悪化すると、大量に歯周病の原因菌が血管内に流入してしまい、血糖値をコントロールするインスリンの効き目を低下させてしまいます。
そのため、血糖値が上がる=糖尿病が悪化する、ということにつながってしまうのです。
糖尿病の病状が好転すれば、歯周病も減少し、歯周病が悪化してしまうと、糖尿病も悪化してしまう、という相互関係が出来上がっているのです。


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