口腔内の環境が身体に影響を及ぼす

日本では、1歳以上の人が毎日歯を磨く割合は95%、2回以上医学人は77%という結果があります。
5~10歳の処置歯または未処置の虫歯を持つ割合は10%以下であるにもかかわらず、25~85歳では80%と高く、なかでも35~55歳では100%に近い割合となっています。
歯周病については、国民の約8割が悩まされているといいます。
世界に目を向けると、国策で予防に注力しているスウェーデンは虫歯は日本の半分以下、歯周病はなんと、1/4という驚きの数字となっています。
この違いは、歯の健康に対する意識の違いや、情報の理解、そして正しく、効果的に活用する力を持っているか否か、というところにあるようです。
歯や口腔内についての情報を正しく理解し、活用できる能力のことを「歯のヘルスリテラシー」あるいは「オーラルヘルスリテラシー」と言われています。
世界保健機関(WHO)は、このことに注目し、未就学児のころから高校生に至るまでの間に、年齢に会ったテーマや教材を使用することで、口腔内の健康をキープするための知識や指導を与えることが重要だと訴えています。
幼いうちから歯の健康に興味を持ってもらえれば、一生を通じて、歯を清潔で、健康な状態で維持することが自然とできるようになる、と考えているからなんですね。
歯や口腔内を健康に保つことは、虫歯や歯周病により歯が抜けてしまうことで、QOL(Quality Of Life)が下がってしまうことや、原因菌が全身に及ぼす疾患の発生リスクを回避することにつながります。
歯のヘルスリテラシー教育はデンマークやイギリスといった予防先進諸国ですでに行われており、日本の歯医者さんでも力を入れる医院も増えています。

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